いつも記事を投稿してくれている筆者が,給食のメニュー紹介を,孤独のグルメ風に書いてくれている。
では,それを,他教科で応用すると,どうなるのか。私も,孤独のグルメ風に描写してみよう。
金曜日の午前。早くも,腹が減ってきた。さて,今日は,どの授業にしようか。
おっ,あの部屋は,外国語の授業。よし,今日は,あの部屋に入ろう。
さて,どんなメニューがあるのかな。
おっ。何と,5・6年生に学校行事についてのクイズを出しているではないか。今日は,これを注文してみよう。でも,まてよ。前の3・4年生の授業も捨てがたい。うーん。迷う。でも,こういうときは,最初に目がいったメニューに決めるに限る!よし,5・6年生の学校行事にしよう。
まずは,ヒヤリング。うーん,難しすぎて,よく聞き取れない。
①3月 ②みんなが集まる ③祝う ④とても大きなセレモニー ⑤ほたるの光
わかった。この行事は,「卒業式」だ。
このヒント。
うまし 実に うまし
隠し味で,こっそりと仕組まれた,「ほたるの光」というヒント。まるで,フランス料理に隠し味で醤油が使われているようなものだ。ここの店主,なかなかやるな!
だが,ここで な な 何と 想定外の事態が!
こどもが,「ほたるの光って何ですか」と聞いたのだ。
なに,今の子どもは,「ほたるの光」を知らないのか!
がーん 何ということだ こんな衝撃が,このメニューに隠されていたとは まさに,店主の技にノックアウトをくらってしまった状態だ
確かに,3番の「身を立て 名を上げ」という歌詞が,明治以降の『立身出世』を連想させ,戦争へと導かれた反省から,卒業式では「ほたるの光」が歌われなくなったが
まさか,この歌じたいを知らないとは
私が「こんな歌ですよ。」と歌ってあげたが 何と 何と 誰も知らない
これからは,パチンコ屋に入って閉店の「ほたるの光」の音楽を聞いても20年後の大人は,懐かしさも何も感じないのだろう
教科書会社の開隆堂 俺の腹を満足させるには まだまだ 修業が足りないなあ
以上,孤独のグルメ風の外国語でした